令和の御修造について【令和5年5月7日更新】
令和4年から開始致しました当社の修理事業につきまして、皆様の多大なるご支援・ご協力を賜り心より感謝申し上げます。おかげをもちまして順調に進展致しております。
このページでは修理事業の進捗状況についてお知らせしていきます。
●随神像の修繕・塗り替え
参道階段の中腹にある随神門に安置されている随神像2体は、邪神の侵入を防ぐ神で「豊磐間戸神(とよいわ まどのかみ)」「櫛磐間戸神(くしいわまどのかみ)」といいます。
当社の随神像は江戸時代中頃の作と考えられており、奉納以来一度も修理をしておらず劣化が激しくなっていました。
令和5年1月、修繕・塗り替えのため京都の職人の元へ出発しました。
岩絵の具など古来の塗料や伝統の技法を用いて、江戸時代の奉納当時の姿に蘇ります。
年内に完成予定です。
●参道拡幅工事
一の鳥居から参道正面駐車場について、道路の拡幅工事とアスファルトの舗装工事を行います。
工事は令和5年5月8日~6月30日(約2ヶ月間)を予定しています。
この期間中、車での来社ができなくなります。
徒歩での参拝は可能ですので、現場作業員の指示に従って周囲の状況に注意して通行してください。
参拝者の皆様にはご不便をおかけ致しますが、ご理解・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
令和5年5月1日、氏子総代会会長・施工業者参列のもと、工事安全祈願祭を執り行いました。
5月8日からいよいよ工事が始まります。工事の進捗状況はこのページで随時お知らせ予定です。
●古い御神札・御守をお焚き上げする焼却炉の設置
皆様から返納された古い御神札や御守は、神社でお焚き上げをしています。
今まで使用していた焼却炉は20年ほど経過し、傷みや劣化が激しく危険な状況となっていました。
また、現在は時代に合わせて環境になるべく負担をかけない焼却方法が求められるようになってきました。
そうした環境に配慮した新しい焼却炉の設置工事が令和5年3月に無事完了し、令和5年4月1日には清祓・火入れの神事を執り行いました。
●拝殿・本殿内の調度品の交換
前回の御修造から約30年が経過し、傷みが激しい調度品(主に御簾)を新調します。
令和5年秋までに完成予定です。