令和の御修造について【令和6年7月29日更新】

令和4年から開始致しました当社の修理事業につきまして、皆様の多大なるご支援・ご協力を賜り心より感謝申し上げます。おかげをもちまして順調に進展致しております。

このページでは修理事業の進捗状況についてお知らせ致します。

【現在進行中の事業】

●寄付者顕彰
今回の御修造について寄付を頂いた方の顕彰や、お礼などの準備を進めています。
修理事業は令和6年秋頃までに全て完了する予定です。


【完了した事業】

●古い御神札・御守をお焚き上げする焼却炉の設置(令和5年3月完了)
皆様から返納された古い御神札や御守は、神社でお焚き上げをしています。
今まで使用していた焼却炉は設置から20年ほど経過し、傷みや劣化が激しく危険な状態となっていました。また、現在は時代に合わせて環境になるべく負担をかけない焼却方法が求められるようになってきました。
そうした環境に配慮した新しい焼却炉の設置工事が令和5年3月に無事完了し、令和5年4月1日には清祓・火入れの神事を執り行いました。

●参道拡幅工事(令和5年6月完了)
一の鳥居から参道正面駐車場について、道路の拡幅工事とアスファルトの舗装工事を行いました。
令和5年5月1日、氏子総代会会長・施工業者参列のもと工事安全祈願祭を執り行い、5月8日から工事を開始、6月末に無事完了致しました。

●拝殿・本殿内の調度品の交換(令和5年7月完了)
前回の御修造から約30年が経過し、本殿・拝殿内の傷みが激しい調度品(御簾と壁代)を新調し、古いものと交換しました。

●拝殿建具の調整ほか(令和5年11月完了)
拝殿の入口など、動きの悪くなった引き戸の調整や、シロアリ対策、美装工事を行いました。

●随神像の修復・塗り替え(令和5年12月完了)
参道階段の中腹にある随神門に安置されている随神像2体は、邪神の侵入を防ぐ神で「豊磐間戸神(とよいわ まどのかみ)」「櫛磐間戸神(くしいわまどのかみ)」といいます。当社の随神像は江戸時代中頃の作と考えられており、劣化が激しくなっていました。
令和5年1月、修復・塗り替えのため京都の職人の元へ出発し、約1年かけて無事に修復が完了しました。 岩絵の具など日本古来の塗料や伝統の技法を用いて、江戸時代の奉納当時の姿に蘇りました。

●玉垣など構築物の修繕(令和6年4月完了)
境内の玉垣など石造構築物で、倒壊の危険のある箇所の修繕を行いました。
令和5年9月、本殿周囲の玉垣の修繕が完了しました。
令和6年4月、遥拝所周辺の玉垣の修繕が完了しました。

●絵馬掛け周辺の整備(令和6年7月完了)
絵馬掛けを2メートルほど奥に移動させ、小休憩のできる腰掛けを設置しました。

●境内末社の修繕(令和6年7月完了)
境内末社の鹽竈神社(遥拝所の左隣)について、土台・社殿ともに傷みが激しく倒壊の危険があったため、修繕を行いました。土台を組み直し、社殿を新調しました。
令和6年7月、完成の神事を行いました。