- 歳旦祭【1月1日】
- 新年を祝い、1年の無事を祈ります。元日とて大晦日の延長にすぎないけれども、万物が一新して感じられ人の心には春が立ち返ります。
- 祈年祭【3月下旬】
- 農耕儀礼のひとつ。その年の豊穣と国家国民の弥栄を祈ります。
「としごいのまつり」とも言います。「とし」は「稲」を意味します。 - 夏祭 <通称 わくぐり祭>【7月最終日曜日】
- 茅の輪(ちのわ)をくぐることによって無病息災を祈ります。
『備後国風土記』(713年)の蘇民将来(そみんしょうらい)が茅の輪を悪疫除去のしるしとした伝承に由来します。
氏子家庭にはあらかじめ「人形(ひとがた)」をお配りします。「人形」に住所、家族氏名、年齢などを記入の上、祭礼当日神社にお納め下さい。「人形」は神社にも置いています。 - 例祭 <秋祭>【10月第2日曜日とその前日の土曜日】
- 神社における1年で最大のお祭り。例祭には御神輿(おみこし)の巡幸が行われます。
当社には2基の神輿があり、それぞれ味野地区と阿津・赤崎・元浜・駅前地区を2日間にわたり巡幸します。
日曜日の午後4時頃、それぞれの町内を巡幸し終わった2基の神輿は一の鳥居前から練りながらおやまいりをします。2基の神輿が練る様子は必見です。
おやまいり終了後、境内では餅やお菓子が撒かれます。 - 新嘗祭【11月23日】
- 農耕儀礼のひとつ。収穫された新穀を神々にお供えして神恩に感謝します。「にいなめ」は新饗(にいのあえ)の義で、新=新穀、饗=ご馳走の意味。